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先人コラム
武田 久吉
槇 有恒
高頭 仁兵衛
高頭仁兵衛(式 義明)
たかとう にへい しょくよしあき
日本山岳会創設発起人7人のうちの一人、会員番号4番、二代目会長、名誉会員。。
越後の豪農家に生まれ、片貝校で地理担当の大平晟先生に山登りの手ほどきを受ける。
山岳会設立にあたり、高額の寄付を申し出た。当時の山岳会の会費は年一円、年間千人分の会費一千円を十八年間納め、財政面で多大なバックアップをした。少年期に母親から登山を厳禁され、そのはけ口として「日本風景論」など紀行書を読み漁り、自分で『日本山嶽志』を山岳会設立の翌年に博文堂から出版した。
小島烏水ら山岳会会員と日本アルプス短剣登山の黄金時代に活躍。山岳会年報『山岳』の発行人として第一号から第二十七号までの発刊に尽力した。
偉大なる先人がいて今の山岳会がある。
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